金地金(インゴット)とは
金地金(きんじがねと読みます。)とは、保有しやすい形に加工されたもので
いわゆる金塊のことです。
インゴット、ゴールドバー、金の延べ棒などとも言われます。
金地金は値動きがあまり大きくなく、安定しているのが特徴といえます。
ただ、イギリスの国民投票でEU離脱が決定的になった日の値上がり幅は
普段の10倍前後あったと記憶しています。
当時、私は田中貴金属工業で純金積立をしていて、基準価格が変更される時間の差を
利用して金を購入し、18万円ほど儲けさせていただきました。
こんなことは、めったに起きることではないので、安心して保有すればいいと思っています。
私は、この先も金の価格は上昇し続けるのではないかと思っております。
金地金(インゴット)の購入方法
金地金は、どこで買えばいいのでしょうか?
ヤフオクでも比較的安価な金額で取引されていますが、現物を手にして、
本物かどうかを調べる術を私は持ち合わせておりません。
100gでも約60万円と高額になるため、売却時に初めてニセモノをつかまされたことが
発覚するという事態に陥るかもしれません。
そうならないためにも購入先は慎重に選ぶべきだと思います。
私は悩みましたが、安全策を取って貴金属販売会社の直営店で購入することにしました。
私が候補に入れた購入先は次の3つです。
① 田中貴金属
② 日本マテリアル
③ 三菱マテリアル
いろいろと調べていくと、100gのインゴットを購入する際には、金の価格とは別に
バーチャージという手数料が必要となります。
① 16,500円
② 0円
③ 8,250円
金額の差にとても開きがあります。
圧倒的に日本マテリアルの手数料が安いです。
しかし、店舗周辺の治安(強盗に狙われる危険度)、店舗への行きやすさなどを考えて
手数料はやや高めですが、③の三菱マテリアルで購入することにしました。
私が選んだお店は「ゴールドショップ三菱 大阪店」。
場所は、帝国ホテル大阪に隣接するOAPタワーの1F。
最寄駅の桜ノ宮駅からは、徒歩7分と少し遠いです。
しかし、ここを選んだ理由は無料のシャトルバスが利用できるからです。
大阪駅の桜橋口のシャトルバス乗り場から10分間隔で運行されていますので大変便利です。
ゴールドバー購入後もこのシャトルバスに乗り込めば、強盗にあうリスクも
最小限に抑えられますし、万が一バスに一緒に乗り込まれて後をつけられたとしても、
大阪駅で人ごみに紛れることができるので安全であると見込みました。
購入するのはたった100gですが、強盗はそんなことはわかりません。
1kgを購入したと思い込んでいる可能性もありますから、
そういったお店から出てきた人間は、購入であればゴールド、
売却であればお金など何らしか持っているわけですから、
強盗には気を付けよう!ということです。
無料シャトルバスに乗って帝国ホテル大阪で降りると、隣にOAPタワーに行きます。
その一角に「ゴールドシップ三菱 大阪」があります。
![](https://i0.wp.com/side-income.site/wp-content/uploads/2019/10/C80E5364-F902-40A6-BA7D-2C8BADC0C5D7.jpeg?resize=300%2C285)
扉を開けて中に入るといきなり警備員さんが立っています。
警備員さんに「金(ゴールド)の購入ですか?売却ですか?」と尋ねられ、
購入である旨を伝えると、銀行によくある番号カードを渡され、
「しばらくこちらでおかけになってお待ちください。」と
ソファーで待つように言われました。
お客様がいなかったためすぐに中に通されると、肩の高さほどのパーテーションで
仕切られたスペースが3つほどあります。
通路からは中を全く見ることができず、プライバシーが完全に
守られている安心感がありました。
一番手前のスペースに案内されるとその中にはカウンターがあり、
そこで身分証明書の提示や申込書の記入等をし、代金を支払います。
その情報をもとに小売取引確認書が作成され、氏名・住所とゴールドバーの上部に
刻印されているバーナンバーの確認を求められ、確認を終えるとゴールドバーが渡されました。
ゴールドバーの裏側です。
やっぱりゴールドの輝きは違いますね。魅了されていくのが良くわかります。
お店を出て、帝国ホテル大阪の正面から再びシャトルバスに乗って大阪駅に向かいました。
後をつけられている様子もなかったので安心して人ごみに消えるようにしました。